はじめに―「相性が悪い」という誤解
こんにちは。もののふ算命塾の松田貴盛です。
夫婦関係で悩む人の多くが、こう言います。
「夫(妻)と相性が悪いんです」
「性格が合わないんです」
「もう、一緒にいるのがストレスです」
私は、これまで数千組の夫婦を見てきました。
そして、確信を持って言えることがあります。
「相性が悪い」のではない。「相手を理解していない」だけだ。
算命学で相手の命式を理解すれば、ストレスの9割は減ります。
なぜなら、イライラの原因は、「相手が間違っている」のではなく、「相手の本質を知らない」ことだからです。
今日は、夫婦・家族関係のストレスを劇的に減らす、相性の本質的な理解法をお伝えします。
1. 「相性が悪い」という思い込みの正体
まず、多くの人が誤解していることがあります。
誤解1:「相性が良い=似ている」
多くの人が、こう思っています。
「相性が良いとは、性格が似ていることだ」
しかし、これは誤解です。
相性が良いとは、「互いの違いを理解し、補い合える」ことです。
誤解2:「相性が悪い=離婚すべき」
算命学で「相性が悪い」と出ると、「離婚すべきですか?」と聞かれます。
しかし、これも誤解です。
相性が悪いとは、「工夫が必要」という意味であり、「ダメ」という意味ではありません。
誤解3:「相性は変えられない」
「相性は生まれつき決まっているから、変えられない」
これも誤解です。
相性の「出方」は、理解と工夫で変えられます。
2. ある夫婦の変容―「相性最悪」から「最高のパートナー」へ
忘れられないエピソードがあります。
ある夫婦が、結婚10年目に私のもとを訪れました。
妻(38歳)は、涙ながらに言いました。
「松田先生、夫と毎日喧嘩です。もう、離婚したいと思っています」
夫(40歳)も、疲れた表情で言いました。
「妻とは、何をやっても合わない。性格が正反対なんです」
私は、二人の命式を拝見しました。
すると、驚くべきことが分かりました。
妻:貫索星2つ(独立心が強い、一人を好む)
夫:石門星2つ(協調性が高い、人といたい)
完全に正反対です。
しかし、これは「相性が悪い」のではありません。
「理解していない」だけなのです。
妻の不満
「夫は、いつも私に『一緒にいよう』と言う。でも、私は一人の時間が欲しい。夫は、私を束縛している」
夫の不満
「妻は、いつも一人でいたがる。僕は、一緒にいたいだけなのに。妻は、僕を拒絶している」
これは、典型的な「本質の違いを理解していない」状態です。
私は、二人に説明しました。
「あなた方は、悪意があって相手を傷つけているのではありません。ただ、お互いの『本質』が違うのです」
「妻は、一人の時間がないと、エネルギーが回復しません。だから、『一人にして』は拒絶ではなく、『エネルギー充電』なのです」
「夫は、人といることで、エネルギーが充電されます。だから、『一緒にいよう』は束縛ではなく、『愛情表現』なのです」
二人は、目から鱗が落ちた表情をしました。
「そういうことだったのか!」
その後、二人は互いの本質を理解し、工夫を始めました。
- 妻には、週に2回、完全に一人の時間を与える
- 夫は、その時間に友人と過ごす
- それ以外の時間は、一緒に過ごす
この工夫によって、喧嘩が激減しました。
1年後、妻はこう語りました。
「先生、あの時、離婚しなくて本当に良かったです。今では、夫が最高のパートナーだと思っています」
3. 家族関係のストレスが減る「五つの理解」
家族関係のストレスを減らすには、五つの理解が必要です。
理解1:「違い」は「間違い」ではない
家族の中で、性格が違うのは当然です。
その違いを「間違い」だと思うから、イライラするのです。
違いを「個性」として受け入れてください。
理解2:相手には「理由」がある
相手の行動には、必ず理由があります。
その理由を理解すれば、イライラは消えます。
例
- 夫が部屋を片付けない→「几帳面さ」がない性格(天将星タイプ)
- 妻が細かいことを気にする→「完璧主義」の性格(牽牛星タイプ)
理解3:「求めるもの」が違う
人は、それぞれ求めるものが違います。
- 認められたい人(禄存星)
- 自由でいたい人(龍高星)
- 安定したい人(司禄星)
相手が何を求めているかを理解すれば、与えることができます。
理解4:「エネルギーの充電方法」が違う
人によって、エネルギーの充電方法が違います。
- 一人でいることで充電する人(貫索星、天印星)
- 人といることで充電する人(石門星、天貴星)
これを理解すれば、「なぜ一緒にいたくないのか」が分かります。
理解5:「時期」によって変わる
人は、時期(大運、天中殺など)によって、性格が変わります。
「昔と変わった」と感じるのは、時期が変わったからです。
これを理解すれば、「変わってしまった」と嘆く必要はありません。
4. 「十大主星別」夫婦・家族の接し方ガイド
相手がどの星を持っているかによって、最適な接し方が変わります。
貫索星を持つ人への接し方
特徴:独立心が強い、一人を好む、頑固
接し方
- 一人の時間を尊重する
- 束縛しない
- 意見を押し付けない
NG 「なんで一人でいたいの?」「もっと家族と過ごして」
石門星を持つ人への接し方
特徴:協調性が高い、人と一緒にいたい、平和主義
接し方
- 一緒の時間を作る
- 話を聞く
- 感謝を伝える
NG 「一人にしてほしい」(頻繁に言う)、無視する
鳳閣星を持つ人への接し方
特徴:おおらか、楽観的、自由を好む
接し方
- 細かいことを言わない
- 自由を与える
- 楽しい雰囲気を作る
NG 細かく管理する、怒る、深刻になる
調舒星を持つ人への接し方
特徴:繊細、完璧主義、感受性が強い
接し方
- 丁寧に扱う
- 気持ちを聞く
- 批判しない
NG 雑に扱う、「細かい」と言う、否定する
禄存星を持つ人への接し方
特徴:愛情深い、尽くす、認められたい
接し方
- 感謝を伝える
- 認める
- 愛情を示す
NG 当たり前だと思う、感謝しない
司禄星を持つ人への接し方
特徴:真面目、コツコツ、安定を好む
接し方
- プロセスを評価する
- 安定を与える
- ルーチンを尊重する
NG 急な変更、プロセスを無視する
車騎星を持つ人への接し方
特徴:行動的、スピード重視、競争が好き
接し方
- 行動を尊重する
- 目標を与える
- 褒める
NG 足を引っ張る、遅いと文句を言う
牽牛星を持つ人への接し方
特徴:プライドが高い、完璧主義、目標達成志向
接し方
- 立てる
- 尊重する
- 目標達成を支援する
NG プライドを傷つける、軽んじる
龍高星を持つ人への接し方
特徴:好奇心旺盛、変化を好む、常識を疑う
接し方
- 自由を与える
- 新しいことを応援する
- 変化を受け入れる
NG 縛る、「常識的に」と言う
玉堂星を持つ人への接し方
特徴:知的、深く考える、伝統を重視
接し方
- 考える時間を与える
- 知的な会話をする
- 意見を尊重する
NG 急かす、浅い会話しかしない
5. もう一組の夫婦の変容―「子育て」での対立が解消
もう一組、忘れられない夫婦がいます。
夫婦は、子育てで対立していました。
夫(牽牛星):「子供には厳しくすべきだ。甘やかすな」
妻(禄存星):「子供には愛情をたっぷり注ぐべきだ」
毎日、喧嘩していました。
私は、二人の命式を説明しました。
「夫は、牽牛星を持っています。だから、『厳しさ=愛情』だと思っています」
「妻は、禄存星を持っています。だから、『優しさ=愛情』だと思っています」
「どちらも正しいのです。ただ、愛情の表現方法が違うだけです」
二人は、理解しました。
そして、役割分担を決めました。
- 夫:規律やルールを教える
- 妻:情緒的なサポートをする
この役割分担によって、喧嘩がなくなりました。
そして、子供も健やかに育ちました。
6. ストレスを9割減らす「三つの実践」
では、具体的にどうすればストレスが減るのか。
実践1:相手の命式を知る
まず、相手の命式を知ってください。
算命学の鑑定を受けるか、自分で学んでください。
実践2:「なぜそうするのか」を理解する
相手の行動の理由を、命式から理解してください。
「なぜ」が分かれば、イライラは消えます。
実践3:「求めているもの」を与える
相手が何を求めているかを理解し、それを与えてください。
- 認められたい人→認める
- 自由でいたい人→自由を与える
- 一緒にいたい人→一緒にいる
7. 武士道が教える「和の精神」
武士道には、「和」の精神があります。
異なるものが、調和すること。
家族は、異なる個性の集まりです。
その違いを排除するのではなく、調和させることが、和の精神です。
おわりに―「理解」が家族を救う
家族関係のストレスは、「相性の悪さ」ではありません。
「理解不足」なのです。
算命学で相手を理解すれば、ストレスは9割減ります。
理解が、家族を救います。
家族関係を改善する智慧を、共に学びましょう。
心よりお待ちしています。
もののふ算命塾 塾長
松田 貴盛
